約 184,328 件
https://w.atwiki.jp/nipponnokiki/pages/289.html
神聖なスポーツを汚す反日勢力たち World Cup 2002 South Korea Fixed games vs Italy Spain 韓国 誤審 八百長 買収 | まずは日本だけではなく全世界が激怒した、反日国家の韓国の横暴をご覧ください。 彼らは民族的に「スポーツマンシップ」「正々堂々」というものが理解できないようです。 詳しくは韓国人の国民性をご覧ください。 <目次> ■サッカーでの反日(1)日韓ワールドカップでの韓国の横暴を誤魔化す (2)2002日韓ワールドカップ (3)中国の暴力・反則・審判買収 ■野球での反日(1)在日韓国人の暴力団員が高校野球を妨害 (2)高野連の正体 (4)中田英寿選手君が代批判の正体 ■格闘技での反日(1)秋山ヌルヌル事件 (2)亀田vs内藤八百長事件 ■相撲での反日(1)朝青龍事件 ■フィギュアスケートでの反日(1)荒川静香の日の丸スケーティングを放送しない (2)浅田真央の恥ずかしい姿を大々的に放送 (3)優勝した浅田真央選手を褒めず、キムヨナ選手を持ち上げ、浅田選手をネガキャン (4) ■卓球での反日(1)福原愛をいじめるインタビュアー ■バレーでの反日(1)日本人選手を突き飛ばす ■スターシステムの正体 ■アンケート ■サッカーでの反日 (1)日韓ワールドカップでの韓国の横暴を誤魔化す 2002ワールドカップ 飯島愛 | 先日亡くなった飯島愛は、生前TBSの番組内で韓国批判を繰り返した。 しかし、他の出演者はおしなべて適当な言葉で濁しスルー。 テレビ局が在日社員によって汚染された実態があらわになった瞬間である。 | <在日を優遇して社員に採用> 「TBS在日採用枠」一考 (博士の独り言) 「在日は武器」-面接で靖国や独島の質問答えて内定就職戦線が間もなくスタートする。 「国籍の壁」もいまや能力重視に変わりつつあり、「在日」であることが逆に強みを発揮する時代になってきた。TBSと大手商社に内定した在日3世は2人とも亥年生まれの和歌山育ち。くしくも生年月日もまったく同じだ。「猪突猛進、自信を持ってチャレンジを」とエールを送る。 民潭ホームページより | このように、反日思想を持った在日韓国・朝鮮人を社員に優遇採用した結果、 マスコミはますます反日化していき、捏造・偏向報道がエスカレートしていきました。 反日マスコミの詳しい実態は反日マスコミの正体をご覧ください。 TBSの詳しい実態はTBSの不祥事年表をご覧ください。 (2)2002日韓ワールドカップ 2002ワールドカップ韓国の悪行 他エピソード⇒韓日サッカー戦争史…「相手の顔に唾吐き、クギで刺して…」(2ちゃん的韓国ニュースより) (3)中国の暴力・反則・審判買収 【サッカー】日本vs中国080220 中国のラフプレー集【高画質】 | 日本の選手をボコボコ・反則・不正ジャッジし放題。 中国人は公開の場で日本人を殺す気でしょうか? 中国の選手・レフェリー(北朝鮮)・観客すべての民度が低い。 十六文キックに「首絞め」 北朝鮮レフェリー疑惑の判定の数々(J-CASTニュース) ■野球での反日 (1)在日韓国人の暴力団員が高校野球を妨害 在日韓国人暴力団が高校野球地方大会を妨害 | 高校野球岡山大会準々決勝「関西VS作陽」で、 在日韓国人の暴力団員が共謀して試合を妨害しようとグラウンド内に乱入しました。 民主党はこんな連中に参政権(選挙権)を渡そうとしています。 (2)高野連の正体 ■最高顧問 箱島信一(元朝日新聞社社長、朝日新聞社特別顧問) 朝比奈豊(毎日新聞社社長) 秋山耿太郎(朝日新聞社社長) ■顧問 鬼頭鎭三(元朝日新聞記者) ■副会長 新妻義輔(元朝日新聞記者) 髙山武久(毎日新聞大阪本社・総合事業局特別嘱託) ■理事・評議員会選任 吉井秀一(毎日新聞大阪開発㈱代表取締役社長) 浜村康弘(朝日新聞高校野球総合センター長) 速水徹(朝日新聞記者) 石井晃(元朝日新聞社論説委員) (4)中田英寿選手君が代批判の正体 中田英寿選手の君が代批判載せたのは反日朝日新聞社である (甲子園の主催は朝日新聞)。 朝日と言えば在日、在日と言えば朝日。 中田選手は朝日の捏造記事によって右翼から脅迫を受けた。 右翼の正体は在日似非右翼である。 中田選手は在日認定されて家系図を持ち出してまで代々日本人の家系であることを証明した。 よって中田選手を引き摺り下ろそうとストーカーしてたのが在日なのである。 ■格闘技での反日 (1)秋山ヌルヌル事件 すっごい滑るよ!まとめ動画(秋山vs桜庭) | 元在日韓国人の秋山成勲・TBS・審判・K-1がグルになって、日本人の桜庭和志を殺害しかけた事件。 グローブに凶器を仕込んだ疑惑やTBS・K-1による隠蔽工作など、 詳しい内容はまとめサイトすっごい滑るよ!をご覧ください。 (2)亀田vs内藤八百長事件 http //sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/091130/mrt0911301234005-n1.htm ①会場でTBSが亀田に有利な応援を要求。 →興毅がーパンチを繰り出した時このメガホンを使って 大きな声で「オーッ!」と叫んでください ②内藤に対して故意のバッティング ③バンテージにサインが無い ④買収、八百長発覚 試合途中、中継を担当するTBSのディレクターが富樫リングアナウンサーに対して、 「試合後は勝者だけを読み上げて判定の採点内容は読むな。」という要請があった。 試合途中でもう結果が決まってたという事実が発覚した。 ■相撲での反日 (1)朝青龍事件 街宣右翼の正体 | 日刊スポーツの在日記者が、反日質問を朝青龍に繰り返す。 それに切れた(キムチ野郎と発言)朝青龍に対し、右翼団体が脅迫・潰し工作。 ヤクザと関係の深い右翼団体(街宣右翼)の正体は、在日朝鮮人・韓国人・部落解放同盟による自作自演です。 彼らの目的は日本の保守・愛国者たちのイメージを貶め、日本を弱体化させることです。 保守・愛国発言をすると「右翼だ!」「軍国主義だ!」と叫ぶ人も、右翼団体と同じ洗脳行為をしている人か、または洗脳された人です。 右翼の詳しい内容は[[右翼の正体 http //www.geocities.jp/uyoku33/]]をご覧ください。 ■フィギュアスケートでの反日 (1)荒川静香の日の丸スケーティングを放送しない | 放送されなかった荒川選手の日の丸スケーティング NHKの恐ろしい偏向体質がまた露となりました。 荒川静香選手が金メダルを獲得した時にNHKは表彰でのメダル授与の場面やスケーティングの様子ばかりを再三再四にわたり放映しましたが、荒川選手はメダルを首に掛けてもらった後に日の丸をまとってリンクを周ったのです。 なぜ、NHKはこの様子をあえて意図的に排除しているのでしょうか。この場面こそ最も感動的ではないでしょうか。 NHKは日本国民が愛国心を抱くような場面を検閲し、日の丸を愛するような気持ちを抱かせぬために情報統制を行っていると言わなければなりません。 (2)浅田真央の恥ずかしい姿を大々的に放送 転倒シーンのパネルまで用意したフジTV 浅田真央 | 転倒画像を巨大パネルにし、 そこで浅田真央本人にインタビューするフジテレビ。 この動画は、ネット上で大きな話題になった。 2ちゃんねるや各種ブログ等で、これは浅田に対する陰湿な虐めに等しいのではないか、という非難の声が続出した。 もし悪意がなかったとしても、表現としてあまりにも配慮に欠けるものであるとの批判的な意見が、各所に見られる。 浅田真央のインタビューと安藤美姫の発言に非難続出(探偵ファイル) (3)優勝した浅田真央選手を褒めず、キムヨナ選手を持ち上げ、浅田選手をネガキャン | http //www.nicovideo.jp/watch/sm5589029↓批判が殺到してとくダネ!は謝罪。だが・・・http //www.nicovideo.jp/watch/sm5679364 浅田真央、ファイナル優勝!しかしマスコミの評価は?↓批判が殺到してフジは謝罪。だが・・・真央vsキムヨナ、マスコミの偏向報道■解説■当サイトプロモーション動画でも扱われている、浅田真央への異常な報道。しかも誤報(捏造疑惑)してまで自国の浅田真央を貶めるという、とても日本のマスコミとは思えない報道の仕方です。とくダネ!は舐めた言い訳謝罪。しかし他番組・他局にいたっては謝罪すらなし。偏向パネル事件の謝罪もなし。一番最後にあるTBS「ピンポン!」は、「朝ズバッ!」に匹敵する最悪の番組です。こんな番組を毎日見ている専業主婦たちはもはや・・・2007.06 「ピンポン!」が盗聴工作未遂 「イブニング・ファイブ」がヘリでプレー妨害2007.08 「ピンポン!」取材陣、葬儀にTシャツ、ジーンズ・短パンで取材、遺族に謝罪2007.08 「ピンポン!」番組内で「現役客室乗務員」と紹介された女性、実はニセ者(*1)2007.09 「ピンポン!」が民主党の主張のみ放送。舛添厚労相の出演依頼拒否を捏造2007.10 「ピンポン!」で取り上げた獣医師は抗議署名3699人も集められていた人物【関連】悪意の写真集・スポーツから見る反日・反日マスコミの正体・TBSの不祥事年表・テレビ朝日の不祥事年表(コメントを非表示にする場合は、右隅のヒヨコのマークをクリックしてください。) (4) ■韓国KCIA工作員を逮捕~フィギュア選手薬物傷害事件■ ロシア検察庁は、06年12月にロシアで開かれたフィギュアスケートグランプリファイナルで 浅田真央ら日本人選手に、体調を狂わせる目的で不正に薬物を飲ませた「傷害罪」の容疑で、 韓国人工作員を逮捕したと発表した。 07年3月30日に記者会見を開いた同検察庁のボリス・ラブソフ報道官によると、 逮捕されたのは韓国籍の男性、ソン・ウォンホ(宋元浩)容疑者(61歳)。 当初、駐露韓国大使館では、同容疑者を大使館付きの外交官であると主張し、 外交官特権を盾に身柄の釈放を要求した。が、同検察庁は「外交官の身分を示す 書類に不備がある」ことを理由に外交官特権を認めず、逮捕に踏み切った。 現在、同容疑者はサンクトペテルブルグ市検察庁に拘留されているが、容疑を否認し、 事件の詳細については黙秘しているという(前掲CNNj『World Sports』)。 ●謎の体調不良● 06年12月のフィギュアGPFはそのシーズン(06年秋からのグランプリシリーズ6大会)の 世界の成績上位各6組つずしか出場できない、世界最高レベルの大会だが、当時日本勢 は絶好調で、男子シングルに2人、女子シングルに3人もの選手を出場させていた。 このうち、男子は高橋大輔が、女子は安藤美姫、浅田真央が、現地時間12月15日に 行われたショートプログラム(SP)の演技を終えた時点でそれぞれ2位、2位、1位の 好成績を上げて優勝を狙える位置に着けていたので、3人とも翌16日のフリーの演技が 注目されていた。とくに日本では「男も女も金メダル」という期待が高まっていた。 が、現地時間16日、フリー当日の午後になって突如、この3人は体調を崩した。 3人とも高熱、寒気、腹痛など風邪のような深刻な症状に見舞われ、3人の演技は 精彩欠いたものとなり、結局、男子は高橋が2位、女子も真央が2位、安藤が5位になり、 日本勢の優勝はなかった。 代わって女子で優勝をさらったのは、SPで3位に留まっていた韓国のキム・ヨナ(金妍児) だった(小誌06年12月19日「韓国スポーツ汚染~『国辱』直後のフィギュアGPファイナル」)。 ■卓球での反日 (1)福原愛をいじめるインタビュアー 福原愛選手にひどいインタビューをする中国人(Interview of ai fukuhara with impolite journalist) ■バレーでの反日 (1)日本人選手を突き飛ばす バレーボール韓国戦問題のシーン | 韓国人選手がネット越しに日本人選手を突き飛ばした問題のシーンです。 ■スターシステムの正体 オリンピックで好成績を残せないのは、 日本のマスコミがマイナースポーツをほとんど取り上げてくれないから、 というのがある。 そもそもメジャースポーツとマイナースポーツというのも、 マスコミが意図的に作り上げているものである。 その一方で、スキーやスケートのようなウインタースポーツ、 あるいは、バスケやバレー、ラグビーといった冬の球技はほとんど報道されない。 ビーチの浅尾選手やゴルフの石川選手ばかり取り上げられ、 ターゲットにされた選手にしか取り上げてもらえないスターシステム報道。 その一方で、同程度の成績を出した選手やそれ以上の成績をおさめた選手がいても ほとんど報道されない。 このふたつの偏向報道によって、その他の競技がマスコミに取り上げられなくなっている。 スポーツ報道の枠には限りがあるからだ。 スターシステムなどによって、 多くの競技で頑張っている選手がマスコミに取り上げられない。 →マスコミの露出がないからスポンサーもつかない。 →スポンサーがつかないから強化費用や遠征費用が足りない。 →結果が出ない。 →さらに注目されなくなる。 こういった悪循環が生まれる。 これでは、国内トップクラスの選手でも、 バイトをしながら競技生活を続けるという状態に。 しかし、一部のスター選手にはスポンサーが集まる。 CM出演依頼もたくさん来る。 といったアンバランスが生まれる。 各競技団体やJOCは、国のスポーツ予算についてしか言及していないが、 マスコミの偏ったスポーツ報道に対しても言及すべきだろう。 直接的なスポーツ予算と間接的なスポーツ予算の両方に目を向けるべきだ。 ■アンケート | スポーツから見る反日に関するアンケートを [[スポーツから見る反日に関するアンケート http //www35.atwiki.jp/kolia/pages/69.html#id_869ca901]] にて受け付けております。 ぜひご協力ください。 | ↓スポーツから見えてくる反日の実態を国民に知らせたい方はクリック! #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (人気ブログランキングへ) ご協力ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/2429.html
犠牲者の犠牲者 題名:犠牲者の犠牲者 原題:Offrens Offer (2018) 作者:ボー・スヴェーンストレム Bo Svernström 訳者:冨山クラーソン陽子訳 発行:ハーパーBOOKS 2021.11.20 初版 価格:¥1,430 最初は翻訳が固くて読みにくいスタートとなったが、徐々にこなれてきたのと物語が面白すぎて、ページを繰る手が止まらなくなった。 全体が三部構成となっている。第一部では、ろくでもない犯罪者たちが、世にも残酷な方法で殺されてゆく連続殺人事件という派手なスタート。追跡し始める捜査陣のヒーローと癖のありそうな男女の刑事、報道陣のヒロインとその経歴などの独特な個性を、通り一遍ではなく語ってゆく丁寧な章で、実に良い感じ。第二部は、事件を犯罪者側の一人称で語ったものなので、いきなり犯人がわかってしまうから、間違えても巻半ばを開いて飛ばし読みしてはいけない! そして第一部と第二部を合わせて、さらにひと捩じりした驚愕の結末に雪崩れ込むサプライズ終章。 まずは人間関係のあれこれを仕込んでおいて、それを丁寧に解きほぐしてゆく、という手法で描かれた犯罪絵図。徹底しているのは、悪玉たちはいずれも情け容赦ない100%完璧な悪党であるということ。それが、タイトルにも絡む要素であり、本書を成り立たせている基本図式であるように思う。誰が読んでもこいつは生きててはいけないという悪玉が多いが、中には巻き込まれて泣きを見る半端者悪玉もいたりして、その者たちにとっては辛すぎる仕打ちかな、と思われる面もあり。司法側に捕まっておけばこれほどの刑に処されずに済んだろうにとの疑問は残る。 勧善懲悪に見えて、どこかその隙間を縫う中庸のキャラも多いように思えるところは、この作品の空気抜きだろうか。それとも単純な人間だけを描きたくないという作者の趣向だろうか? 面白さや過激さを目指し過ぎたゆえに、リアリズムから遠のく感のある物語だから、そこに少しだけ現実らしさを求めて人間の個性という調味料を加えた感じもある。それもこれも北欧ミステリーのサービス精神と割り切れば、本書は全体でよくできたエンターテインメントであり、精巧な玩具であると言える。 本書の主軸となる第二部、即ち殺人者による独白は、ここにページをかなり費やしているために第一部の疾走感にブレーキをかけ過ぎという中弛み感を覚えないでもない。でもそれが最終章のどんでん返しに生きてくるとも言えるので、全体像を読後に俯瞰するとそこも納得。読んでいるうちは第二部は少し辛いです。 新人作家だが、元は新聞記者であったそうである。作家の勤めていた新聞社がそのまま、作中に実名で出てくるというのも一興であり遊び心であり作者にとってのノスタルジーなのか。 最後に、本書を血なまぐさいだけの面白ミステリーに終わらせなかったのは、キャラクターたちが抱える背景として重要となる家族ドラマの一面なのだろう。この新人作家はシリーズ二作目、三作目と書き継いでいるらしく、そちらの家族ドラマとしての今後も捨て置けない気がする。ミステリーのアイディアのみならず、この辺りの微妙な人間描写にも相応に重心を置いている作風には大変好感が持てる。続編の翻訳が切に待たれる。 (2022.1.28)
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/8871.html
映画 +クチコミ検索 #bf +ブログサーチ #blogsearch +ニュースサーチ 永山瑛太“監督”のショートフィルムに役所広司が出演 『ガマの油』の恩返し(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース SKIPシティ国際Dシネマ映画祭のコンペ作品がシネマディスカバリーズで配信 - 映画ナタリー 「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021」シネマディスカバリーズでオンライン配信 - PR TIMES 映画『浅田家!』 写真1枚が生きる力に 多摩区在住 中野量太監督 独占インタビュー | 中原区 | タウンニュース - タウンニュース 第2回柳英里紗映画祭が名古屋で開催!初監督作の特別エディション上映、連日トークも - ナタリー 中野量太監督「湯を沸かすほどの熱い愛」撮影中に3度泣いた! - エイガドットコム 「ビデックスJP」では、若手監督の劇場公開デビュー作も配信中!~『チチを撮りに』(中野量太監督)~ - PR TIMES 海外映画祭ダブル受賞の渡辺真起子、地元紙が監督を恋人と誤報道 - シネマトゥデイ 中野量太監督、15年目での長編映画公開に喜びかみ締める - エイガドットコム チチを撮りに (2012):あらすじ・キャスト・動画など作品情報|シネマトゥデイ - シネマトゥデイ 映画祭が見出した新星・中野量太監督、長編デビューに「やっと見つけてくれた」 - エイガドットコム やっと見つけてくれた…ベルリン映画祭参加『チチを撮りに』監督・キャストが喜び吐露 - シネマトゥデイ ● 映画『チチを撮りに』公式サイト ● チチを撮りに〔Wikipedia〕 ■ blanklink プラグインエラー URLかページ名を入力してください。 「News Lounge(2013年02月05日03時06分)」より / 女優・柳英里紗(22)が4日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた映画『チチを撮りに』(監督 中野量太/配給 デジタルSKIPステーション)記者会見に女優・松原菜野花(16)、渡辺真起子(44)、中野監督(39)とともに出席した。 昼キャバでバイトしているフリーターの姉・葉月(柳)と女子高生の妹・呼春(松原)は、母の佐和(渡辺)と3人暮らし。14年前に愛人を作って家を出て行った父の記憶はほとんどなかったが、ある日佐和から「離婚したお父さんがもうすぐ死ぬから会いに行って、その顔を写真に撮ってきてほしい」と頼まれ…。 試写終了後、多数の日本人記者、外国人記者が見守る中、4人が登場。MC、通訳の2人も同席し、場内は厳かな雰囲気となったが、キャストではなく、監督に質問が集中する事態に。まず、外国人記者が「おかしくもあり、悲しくもあるバランスはどのようにして作った?」と質問すると、中野監督は「とても悲しい設定だけど、そういうところに直面した人間の面白さ、おかしさを描きたかった。悲しみと面白さのバランスは自分の中では計算していました」と、したたかに返答。 さらに中野監督が「葬式のシーンで笑えるということが、この映画では狙いたかった。笑ってたと思ったら涙が出ていたら、僕が作りたかったものが作れたと思う」と続けると、他の外国人記者が「質問ではないが、どうしても言わせてください。こんなに感動的な映画を観たのは初めて。今回はありがとうございます。セカイイチ!」と、日本語もまじえ大絶賛。これに中野監督が「センキュー!」と英語で答えると、様々な国籍の記者から笑い声が上がった。 MCが監督へ「実際に現場を仕切っていたのは?」と質問を飛ばすと、中野監督は「もちろん僕ですよ」と即答。だが、隣の渡辺に「監督は言われ強いというのか、私たちがどんなことを言っても全身で受けて、仕切り直していた」と、現場での実情を暴露されてしまう。 キャストへの「一番誇りに思えるシーンは?」という問いかけには、松原が「帰りの電車の中で、2人になったとき『逃げ道あったよね?』って言うシーンが凄い好き」と答え、柳が「姉妹のケンカで、妹を足で蹴るシーンです。お互いの信頼関係があったので、遠慮なく蹴ることができた。私にも妹がいるんですけど、本当の妹みたいにできた」とぶっちゃけると、報道陣も大爆笑! 渡辺は「小さい子供3人がとぼとぼと畑を歩いているシーン。この子たちもいずれ大人になるんだなと思って、本当の家族の子供を見るような感じで好きです」と挙げ、「私は家族を持っておらず、40代なので、子供を産む人生はこの先送らないと思う。役柄と私は距離がある」としたが、「もし家族がいたら、子供2人いたらとは想像できるので、違いがあるからこそあったかもしれない人生を想像するのは面白いなと思います」と、役柄と自身の距離感について語った。 「ご両親はこの映画を観ましたか? まだなら今後観せますか?」という質問には、中野監督が「ずっと家族の映画を撮ってるんですけど、はじめて撮ったのは12年前で、それを母親に見せました。そしたら『あんたの映画は恥ずかしいから二度と見ない』と言われた」と返し、またも場内が笑いに包まれる。 それ以来、12年間ずっと中野監督の母親は息子の作品を観ていないとのことだが、「でもこの映画は母に見せたくて撮った映画です。今回も見てって言ってるけど、嫌だと言ってるから、皆さんが見ろ!って言ってください」と、報道陣に協力を呼びかけた。 さらにMCから「実際の母親がこの映画にインスパイアされている?」と聞かれた中野監督は、「直接そのままじゃないけど、母への感謝の気持ちがモチベーションでもあったので」と答え、「まず真起子さんに会ったとき、『私はあんたの母親にはなれないわよ!』と言われました」と、爆笑エピソードを明かした。 また、同作が初の長編映画にして初の全国公開作品になったことについて、「最初は公開も配給も何も決まっていない自主映画として作りました。その映画が世に出るためのきっかけは『SKIPシティDシネマ』さんの映画祭しかなくて。だから最初から賞を狙って出しました」と、昨年『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭』に出品し、見事、監督賞とSKIPシティアワードのダブル受賞を成し遂げた経緯を報告。 さらに同作は2月7日から17日まで開催される『第63回ベルリン国際映画祭』のジェネレーション部門に正式招待されており、「その後のベルリンとかはまったく想像していなくて、SKIPシティさんのおかげというか。僕としてはやっと見つけてくれたという思いが強くて、とっても感謝しています」と、礼を述べた。 最後に同作のアピールポイントについて、松原は「家族感をすごく見てもらいたい」、柳は「現場も仲良くできたので、この映画を観て、自分の家族を思い出してもらえたらいい」、渡辺は「見られているお母さんというか、子供たちが見つめている母親のようなシーンがこの作品にはある。愛されているお母さんというのを子供の視線から見れるので、光栄な役でした」とコメントした。 16日より東京・新宿武蔵野館レイトショー他全国順次公開。 .
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/1127.html
罰金 罰金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-8 競馬シリーズ) 題名:罰金 原題:FORFEIT (1968) 著者:Dick Francis 訳者:菊池光 発行:ハヤカワ文庫HM 1977.1.15 初版 1990.10.31 8刷 定価:\520(本体\505) 【ネタバレ警報】 この小説は状況設定そのものが一種のネタであるため、大きなネタバレとは言えないけど、これから話すことから一応読書の興趣を削がれるかもしれないので、未読の方は注意して戴いた方がいいかもしれません。もっとも推理小説などのトリックばらしとは違って、「肝心要のネタをばらしてしまう」というニュアンスのネタバレはないつもりです。「こんなネタが知れてたからと言ってフランシス作品の価値は下がるまいよ」とお考えの方も多いかもしれません。しかし逆の向きの方にはご注意申し上げておきます。 さて前作は寄り道だったけど、またフランシスの元の王道に戻った感がある本作品。テーマはこれまで繰り返し使われてきた<脅迫>とこれに屈せぬ<正義>。主人公ジェイムズ・タイローン、通称タイは三流新聞記者。しかも日本なら『東スポ』をイメージさせる新聞で、一般紙に較べたら格の落ちる記事を扱わざるを得ないようなしがない競馬専門記者である。 前作で自殺願望を扱ったと思ったら、本作では全身麻痺の妻という非情な重荷を背負った主人公。積み重なる不倫の日々。そうした主人公の現実を、敵役たる詐欺チームが脅迫材料に使い、暴かれつつあるスクープを止めようとする。本書はこれだけの小説であると場合によっては言ってしまえる。実にシンプルな構成。しかしこれだけで十分興味深い状況はできあがっているのだ。 状況設定だけで物語をスタートできる傑作作品というのがある。映画『天国と地獄』の原作であるマクベイン『キングの身代金』がそうだった。フォーサイス『悪魔の選択』がそうだった。ハンター『真夜中の向こう側』がそうだった。だんだん例えの方ばかりスケールアップしてしまったが 、この作品『罰金』もそうした意味で第一級の状況を醸し出した上で、ストーリーを上手に滑らせているように思えた。 だから緊迫感があるのは当然だが、それ以上に生活状況のリアルな危機として、本書は胸底を深く突いてくるヒューマンなドラマにもなっている。男女間の性を抜きにした愛、という実験場にもなっている。ぼくには結末の付け方がちょっと安易であったような気がするのだが、それ以前のクライマックス・シーンでは実はすっかり眼が潤んでしまったのである。 妻は<鉄の肺>を装着せねば生きていけない。<鉄の肺>は人工呼吸器の一種で肺を外部から膨らませるポンプのようなものだ。彼女の苦しみがこの作品の重みに繋がっているし、真相を知ったときの不倫の恋人の苦悩もまた、実に人間的で悲しく美しいのである。ああ、やはりこのシーンは泣けるぜ。 人が本にどのように感情移入するものかぼくは知らないが、ぼくにできることは、本を少しでもぼくの側に引き寄せて読むことである。だからぼくの積極さに応えてくれる本との出会いはそれだけで共鳴ができるのだ。読書は個人的な体験だが、多くの読者の共感を呼ぶ(あるいは逆に隔たりを実感させられる)媒介でもあると思う。人という音叉を打ち鳴らす金槌なのだ。チューニングの合っている者同士だけが共鳴するわけで、全員が同じことになるわけではないと思う。ただ作者と共鳴するケースがぼくの場合は比較的多いように思う。作品をぼくの側に引き寄せて読むというのはそういうことだ。客観的で相対的な感想はぼくはきっとあまり抱けないのだろうとも思う。こういう本を読むと、そのことがとてもよくわかる。 (1992.05.01)
https://w.atwiki.jp/thmtg_mws/pages/649.html
蒐集録カードリスト 総枚数60枚 目次 白 - コモン/アンコモン 青 - コモン/アンコモン/レア 黒 - コモン/アンコモン/レア 赤 - コモン/アンコモン/レア 緑 - コモン/アンコモン/レア 多色 - アンコモン/レア アーティファクト - レア 土地 - コモン/レア 白 白・コモン 外来の風祝/ Outpatient Kazehouri 向日葵に宿る霊/ Sunflower Spirit 白・アンコモン 高強度交信/ Highintensity Radio 巫女の探索者/ Miko Tracer 閻魔の指導/ Yama Guidance 青 青・コモン 温故知新/ Discover from Past 紫陽花に宿る霊/ Hydrangea Spirit 思案/ Ponder 無意識の侵入/ Unconsciousness Intrude 青・アンコモン 氷精の放浪者/ Icefaerie Drifter 執拗な新聞記者/ Relentless Journalist 書架の壁/ Wall of Bookshelves 青・レア キマイラ少女/ Chimeric Girl 黒 黒・コモン 大陸の教示者/ Chinese Tutor 彼岸花に宿る霊/ Spide-rlily Spirit 黒・アンコモン 低強度交信/ Lowintensity Radio 幻爆「近眼花火」/ Phantom Explosion Mind Starmine 墓場からの復活/ Rise from the Grave 紅符「ブラッディマジックスクウェア」/ Scarlet Sign Bloody Magic Square 半霊の調査者/ Semighost Inquirer 黒・レア カリスマの具現/ Charisma Avatar 魔理沙の強欲/ Marisa s Greed 赤 赤・コモン 福寿草に宿る霊/ Amur-adonis Spirit 侵攻する軍神/ Invasion Kanako 山岳信仰/ Mountain Worship 赤・アンコモン 死神の徘徊者/ Death Strider 赤・レア 燃え立つ復讐者/ Blazing Revenge 地震/ Earthquake 不滅なる報復者/ Immortal Avenger 紅の聖痕を刻むもの/ Scarlet Stigmatizer 緑 緑・コモン 白百合に宿る霊/ Lily Spirit 緑・アンコモン 春の強奪/ Despoil Spring 魔法の森の収穫/ Magicforest Harvest 天狗の観察者/ Tengu Observer 蔓をふるうもの/ Vine Exerciser 緑・レア 宴会集わせの鬼/ Banquetdraw Oni 一人きりの百鬼夜行/ Lonely Pandaemonium ステージの進行/ Stage Progression 多色 多色・アンコモン 魔界神の評決/ Divine s Verdict 降霊「死人タンキー」/ Spirit Evocation Spirit Through 多色・レア 宴会に誘う者/ Banquet Abductioner 雲海からの一撃/ Cloudsea Strike 紅の世界、レミリア/ Remilia, The Scarlet World アーティファクト アーティファクト・レア 蒼天の剣/ Bluesky Sword 悪霊の錫杖/ Demonian Rod アイシクルソード/ Icicle Sword 命名決闘誓約書/ Oath of Spellcard 真澄の鏡/ Purest Mirror レイディアントブレード/ Radiant Blade 土地 土地・コモン 花咲く庭園/ Flowering Garden 白玉楼の庭園/ Hakugyokurou Garden 魔力を含む土の下/ Manaful Underground 水銀の海/ Quicksilver Sea 灼熱地獄/ Searing Hell 土地・レア 地霊の寝床/ Bed of Souls 白狼天狗の詰め所/ Hakuroutengu Guardpost 魔界の大地/ Makai Earth 御伽の国の鬼が島/ Oni s Faerieland 地獄の大橋/ Underworld Bridge 蠢く向日葵畑/ Wriggling Sunflowerfield
https://w.atwiki.jp/komomo/pages/75.html
目次 2008/01/18「160億円損害」と訴え 「160億円損害」と訴え 産廃会社が条例制定の町に 2007/11/30 【茨城】水戸の産廃処分場建設差し止め訴訟 業者側控訴を棄却 『汚染水対策も不十分』【東京】 2007/10/01 宇城市の産廃処分場説明会 「環境、産業への影響必至」 1400人参加事業者説明に不満の声【西日本】 2007/09/30 牧園産廃計画 再浮上に住民驚き「立ち消えと思っていた」【南日本】 2007/08/19 産廃建設 隈之城コミュニティ協が反対/薩摩川内 臨時総会で決定、委員会設け活動【南日本】 2007/03/29 九州産廃、操業4年短縮 菊池市と協定【熊日】 2007/03/04 住民勝訴まで10年、鹿屋・産廃問題【朝日】 2007/02/01 産廃処分場建設差し止め地下水影響『慎重さ欠く』【東京新聞】 2007/02/01 銚子などの処分場訴訟建設差し止め命令地裁「安定的維持管理できぬ」=千葉【読売】 2007/01/15 産廃処分場建設阻止後世へ 「水源の森記念碑」除幕 山川町山桜などの植樹も【西日本】 2006年11月17日 産廃施設 業者と経済連が計画断念 大津町 2006/08/03(?) 県『埋め立て停止を』 富津の最終処分場水漏れ【中日新聞千葉県版】 2006/7/16 水の安全なぜ守れぬ 筑紫野市産廃処分場汚染問題水源上流に汚水流出 県対策進まず【西日本新聞】 2006/02/03 鹿屋産廃 建設差し止め/鹿地裁判決「井戸水汚染の恐れ」【南日本新聞】 2008/01/18「160億円損害」と訴え 「160億円損害」と訴え 産廃会社が条例制定の町に 三重県の設置許可を受けたにもかかわらず、同県の旧紀伊長島町(現紀北町)が条例で、1995年に産業廃棄物処理施設の設置を禁止したため、施設建設ができなかったとして、紀北町の産廃処理会社「浜千鳥リサイクル」(中子敏男社長)が18日までに、同町に12年間の経済的損失として約160億円の損害賠償を求める訴訟を津地裁に起こした。 処理施設をめぐっては、同社が設置禁止処分の取り消しを求めて提訴し、2006年2月、名古屋高裁の差し戻し審で町が逆転敗訴。07年6月に最高裁が町の上告を棄却し、処分を違法とする判決が確定している。 訴状によると、同社は1993年ごろから廃タイヤの中間処理施設建設を計画。県に設置許可を申請していたところ、旧紀伊長島町が水道水源保護条例を制定し、95年に施設を規制対象とし建設を禁止した。その間に県は設置を許可した。 2008/01/18 12 27 【共同通信】 2007/11/30 【茨城】水戸の産廃処分場建設差し止め訴訟 業者側控訴を棄却 『汚染水対策も不十分』【東京】 水戸市全隈町に建設予定の産業廃棄物最終処分場をめぐり、住民らが「操業で水道水が汚染される」などとし、建設業者「赤塚設備工業」(水戸市)を相手取り建設差し止めを求めた控訴審判決で、東京高裁は二十九日、一審の水戸地裁判決を支持し、業者側控訴を棄却した。 住民側弁護士によると、高裁が安定型最終処分場によって上水道が汚染する危険性を指摘し、建設差し止めを認めたケースは初めて。 判決で浜野惺(しずか)裁判長は「処分場に有害物質が搬入されない根拠はなく、汚染された水が処分場から水源地に流出して汚染することを防ぐ対策も不十分」と指摘した。 処分場計画をめぐっては、業者側が一九九六年、処分場設置の許可申請を県に提出。県は「水道水への影響が懸念される」と不許可とした。 業者側はこれを不服とし、審査請求を申し立て、国は不許可処分取り消しを裁決。このため住民側は九八年、水戸地裁に建設差し止めの仮処分を申請し、差し止め仮処分決定後は処分場は着工されていない。 『苦労が報われた』 「全隈の自然と水戸市民の飲料水源が守られた」。二十九日、住民側が勝訴した水戸市全隈町の産業廃棄物最終処分場建設差し止め控訴審判決。住民側は水戸市内で会見し、一九九五年五月の処分場計画判明以降、十二年にわたる反対運動が実を結んだことを喜んだ。 住民側の安江祐弁護士は「これまで安定型最終処分場の建設差し止めの対象は井戸水の水源地だった。今回、上水道の水源地の危険性が正面から認められた。廃棄物処理法や関係法令で水源地保全に特化した具体的特則を定めていない点を指摘するなど法的不備にも踏み込んでいる」と判決を評価。 住民側代表の木戸田四郎さん(84)は「反対運動にかなりのエネルギーを注いできたが、一気に苦労が報われた。弁護士と県内外の市民の支えの両輪によって今日の勝利となった」と歓喜した。 一方、敗訴した赤塚設備工業の大谷繁夫会長は「判決文を見ないと分からないが、内容を見て上告できるか検討したい」とのコメントを出した。 2007/10/01 宇城市の産廃処分場説明会 「環境、産業への影響必至」 1400人参加事業者説明に不満の声【西日本】 松山開発の松崎忠一社長(左)に処分場建設に反対する約2万9000人の署名を手渡す産廃阻止市民会議の塚田三知雄会長 宇城市三角町手場で計画されている産業廃棄物最終処分場建設に関する説明会が30日、同市松橋町の総合体育文化センターであり、市民ら約1400人が参加した。事業者を交え、全市で処分場問題を考える場にしようと宇城市が企画した。 説明会では、市環境衛生課職員が処分場問題の経緯を説明。この中で国道266号南側の不知火海沿岸に広がる建設予定地周辺の地形や産業、交通事情などに触れた上で、「現地は台風接近のたびに護岸決壊の被害が出る地点。ここに処分場ができれば漁業に限らず、農業、交通にも影響する」と指摘した。 後半、処分場計画事業者となる天草市五和町の「松山開発」の松崎忠一社長が登壇。松崎社長は建設予定地となるエビ養殖場跡地(約9.1ヘクタール)を取得した経緯に触れたが、反対住民らに渦巻く「なぜ処分場か」「環境や産業への影響はないのか」などの疑問に対する説明はなく、反対住民約2万9000人分の署名を受け取ると会場を去った。 続いて反対住民らが開いた「産廃阻止市民決起大会」では、水俣病問題に取り組み、久留米大教授(環境訴訟)も務める馬奈木昭雄弁護士が「産廃処分場はいらない」と題して講演。馬奈木弁護士は、処分場の汚水発生を想定した危機管理に触れ「事業者が環境影響調査で『安全』とする根拠や、施設を維持するための経営状況にも注目すべきだ」と話した。 2007/09/30 牧園産廃計画 再浮上に住民驚き「立ち消えと思っていた」【南日本】 霧島市牧園町持松で産業廃棄物管理型最終処分場建設を計画する東亜環境(都城市)が、鹿児島県に事前協議書を提出したとの報道を受けて29日、地元住民らに波紋が広がった。計画の再浮上に一様に驚きつつ、「すでに同意した話」と冷静に受け止める関係者も。県が公共関与型処分場候補地に選定している薩摩川内市では住民らが「推移を見守りたい」と静観の構えを見せた。 牧園の計画は2002年に表面化、東亜環境による住民説明会などが開かれた。「この2年間全く音さたなしで、立ち消えになったのかと思っていた」と驚くのは、当時、建設に同意した同市松永漁協の津田和勝組合長。「理事が相当入れ替わっており、再度理事会に諮りたい」と慎重に語る。 同市牧園町持松の自治公民館長(66)は5年前に都城の東亜環境の処分場を視察。「集落の7割は賛成。高齢化で跡継ぎもいない地域で、地権者は山林を手放すことに抵抗はないようだ。道路改良への期待もある」と容認の立場は変わらない。 計画予定地の下流域住民らでつくる「天降川上流の産廃建設に反対する流域住民の会」の湊千廣代表世話人(63)=同市隼人町=は、「約360ヘクタールの農地を潤す天降川の上流域にあえて造る必然性がない」と水汚染への根強い懸念を示した。 一方、県が5月に公共関与の産廃管理型処分場候補地として選び、現在立地可能性調査が進む薩摩川内市川永野町の住民は「詳細が分からず、推移を見守りたい」と、静かに受け止めた。 同市大原野自治会の和田岩男会長は「民間計画が進んでも、県が川永野の計画をやめることはないと思う」と反対姿勢を堅持。中立の川永野自治会、堀之内一会長もこれまで通り、県の調査結果を待つ方針。「県内どこかに産廃最終処分場は必要。霧島市長の対応や住民の動きを注視したい」と話した。 2007/08/19 産廃建設 隈之城コミュニティ協が反対/薩摩川内 臨時総会で決定、委員会設け活動【南日本】 建設反対を決めた臨時総会=18日、薩摩川内市勝目町の市セントピア 鹿児島県が産業廃棄物管理型最終処分場候補地に選定した薩摩川内市川永野町の採石場がある隈之城地区コミュニティ協議会(野呂誠会長、48自治会)は18日、同市勝目町で臨時総会を開き、処分場建設に反対していくことを決めた。三役らによる反対推進委員会を設立し、今後の活動のあり方を検討していく。 同地区コミは、採石場周辺の大原野や川永野、木場茶屋など隈之城小校区の48自治会計3614世帯で構成。臨時総会は、候補地周辺で建設に反対する6自治会長が7月末、地区コミとして反対表明するよう求める要望書を提出したのを受け開かれた。 各自治会長ら代議員104人中約60人が出席。「候補地は標高が高く、周辺は水源地。原発や水俣病の例で分かるように、子々孫々まで安全性を保障できない」「県内に処分場は必要だが、リスクの低い別の場所を選ぶべきだ」「薩摩川内は水系・水の街なのに、処分場を造ればイメージダウンになる」など建設反対意見が続出した。 一方、「県内のどこかに必要な施設。県の調査も終わっていない段階での賛否は時期尚早」「こんな重要な問題に地区コミが反対の旗を振っていいのか」「市の処分場を例に周辺の魚やホタルがいなくなったという声があるが、処分場の汚水より農薬の影響が大きい」など慎重な対応を求める意見も相次いだ。 無記名投票の結果、建設は反対41、賛成5、白紙17で反対を決定。調査については反対31、賛成29、白紙3といずれも過半数に達せず、方向性は決まらなかった。 処分場問題に中立の立場で臨んでいる川永野自治会の堀之内一会長は「地区コミの方針は決まったが、うちは従来通り中立で対応したい」。野呂会長は「地域住民の不安が表れた結果で、地区コミとして建設反対で対応していく」と話した。 2007/03/29 九州産廃、操業4年短縮 菊池市と協定【熊日】 菊池市は、同市原で産業廃棄物最終処分場を操業する九州産廃(同市、中田浩利社長)と、処分場の操業期間を四年間短縮し二〇一四(平成二十六)年までとすることで正式に合意、二十八日、県を立ち会いに、操業期間などを定めた環境保全協定を一部変更する協定を締結した。期間短縮などに伴い、市が同社に総額約十二億円を補償する契約も結んだ。行政による産廃業者への補償は極めてまれ。 環境保全協定は、市と会社が九八年に締結。操業(処分場埋め立て)は「締結後二十年間」としていたが、変更で一四年までの「十六年間」とした。ただし、一五年三月末までを残務整理に必要な期間と定め、容量に余りがあれば、市との協議を経て、会社の中間処理で排出される廃棄物などを埋め立てることができるとした。 営業廃止に対する補償は、環境保全協定などが根拠で、補償総額のうち、短縮分は約七億二千万円。 実際の補償は、処分場の終了が確認された後の一五~一八年度。補償の裏付けとなる債務負担行為の補正予算は、二十八日の市議会本会議で可決された。補償は、市がいったん支払った後、県が市に半分を助成する。 現処分場は近く満杯になる見込みで、同社は隣接地に新たな処分場を計画。用地の農業振興地域除外などの手続きを経て、三月初旬から建設に着手している。市と同社、県による環境保全協議会は、新たな処分場の操業についても、今回変更した期限内とすることでおおむね合意している。(石貫謹也) 2007/03/04 住民勝訴まで10年、鹿屋・産廃問題【朝日】 鹿屋市下高隈町で進められてきた管理型産業廃棄物最終処分場の建設が、10年に及ぶ住民のねばり強い反対運動でストップした。同市の産廃業者インクスに建設差し止めを求めた訴訟で住民側が全面勝訴、イ社側が処分場を造らないことを約束し、この問題は住民らの勝利で終止符が打たれた。しかし、イ社に処分場の設置許可を出した県に対しては、住民らは今もなお強い不信感をぬぐえないでいる。(小川直樹、山根久美子) 鹿児島地裁が処分場の建設差し止めを命じたのは、06年2月3日。判決の中で地裁は、イ社が過去に産廃を不法投棄したことを挙げて「高いモラルが要求される維持管理体制に疑問を抱く」と指摘。「有害物質が井戸水に混入する危険がある」とした。 イ社側は控訴したが、同11月29日、福岡高裁が一審判決を支持して棄却。イ社側は上告を断念し、住民らの勝訴が確定した。 今年2月9日、住民らが不法投棄された産廃撤去をイ社側に求めた訴訟で、イ社側が予定地に処理施設を造らないなどを約束、和解が成立。住民らは県に対してイ社への設置許可の取り消しを求めていた行政訴訟を取り下げた。これで一連の訴訟が、すべて終わった。 ◇ 始まりは95年11月11日の夜だった。鹿屋市下高隈町吉ケ別府の町内会に、イ社側が酒などを持って現れ、同地区で埋め立て容積94万7千立方メートルの管理型処分場を造る計画を明らかにした。だが、その予定地には既に、同社が運営する安定型処分場があった。安定型処分場の産廃を運び出し、その跡を管理型処分場にする計画だった。 集まっていた約30人から反対意見が出た。同町に住む榎畑健さん(67)は「そんな施設ができて、大丈夫なのかと思った」。 反対運動は徐々に広がった。97年には予定地の下流にある鹿屋市上祓川町の町内会で「有害物質が井戸水に混入する危険がある」などと建設反対を全会一致で決議した。 ◇ 98年1月16日。住民らは処分場予定地近くの旧輝北町鳥越の農地で、コンクリート塊や鉄筋などを発見した。イ社側が安定型処分場に埋められていた産廃を運び出し、不法投棄したものだった。 イ社側は「運搬を任せた会社が勝手に投棄した」と説明し、県は同年7月、イ社に管理型処分場の設置を許可した。 その後、住民らは工事差し止めの仮処分申請や訴訟を起こした。 ◇ 「裁判所が住民の生命・健康に問題が生じる恐れがあるとした処分場を県は何の問題もないとした」。住民勝利の結果が出た2月9日の会見で、馬奈木昭雄弁護士は語気を強めた。「県はその設置許可について何ら反省もしない。そのことを厳しく指摘しておきたい」 県廃棄物・リサイクル対策課の前田哲志課長は「建設差し止めは、民間と民間の裁判。県はコメントする立場にない」。その上で、「県にはしっかりした維持管理計画が提出された。これで許可しなければ行政の不作為。県が不当な許可を出したとは今でも思っていない」と話す。 廃棄物処分場問題全国ネットワーク(東京都)の藤原寿和氏は「審査基準の甘さは国の環境行政の不作為かもしれない。しかし、裁判所が危険だと指摘するような管理能力なら、県が独自に条例で更に厳しい基準を設けるべきで、県の怠慢と言われてもしかたがないと思う」と話す。 2007/02/01 産廃処分場建設差し止め地下水影響『慎重さ欠く』【東京新聞】 千葉県旭市など二市一町にまたがる民間の産業廃棄物の最終処分場は「健康被害が出る恐れがある」として周辺住民が事業主のエコテック(千葉市)に建設差し止めを求めた訴訟で、千葉地裁は三十一日、「有害物質が漏出した場合、生命や身体に重大な影響を及ぼすことは明白」として、住民側の訴えを全面的に認める判決を言い渡した。 判決理由で長谷川誠裁判長は「地下水の豊富な地域に建設されようとしており、立地の選定に慎重さを欠いている。被告の業者に管理を継続するだけの経済的な基盤がない」などと述べた。 さらに「旧海上町(現旭市)松ケ谷地区では半数以上の住民が、処分場方向から供給される井戸水を飲料水として使っている」として、住民に差し止めを求める権利を認めた。原告側弁護団によると、廃棄物に触れた雨水が漏れるのを防ぐなど、継続的な管理が必要な「管理型処分場」について建設差し止めを命じたのは、昨年二月の鹿児島地裁判決に続き全国で二例目という。 2007/02/01 銚子などの処分場訴訟建設差し止め命令地裁「安定的維持管理できぬ」=千葉【読売】 銚子、旭、東庄の3市町にまたがる山林に建設中の産業廃棄物最終処分場を巡り、周辺住民100人が「操業すれば地下水が汚染され、健康被害を被る」などとして、産廃処理業者「エコテック」(千葉市中央区)を相手取り、処分場の建設と操業の差し止めを求めた訴訟の判決が31日、千葉地裁であった。長谷川誠裁判長は「立地の選定が不的確なうえ、操業について適切な維持管理を続ける経済的な基盤がない」と認定し、同社に建設差し止めを命じた。 原告団によると、知事が建設を許可した管理型産廃処分場に対して建設差し止めを命じる判決は、鹿児島県鹿屋市の処分場を巡る昨年2月の鹿児島地裁判決に続き、全国で2例目。2003年10月の提訴から3年余りを費やして勝ち取った全面勝訴判決に、原告側は「裁判所が住民の気持ちをよく受け止めてくれた」と喜びをかみしめた。 訴訟では、同社に当初計画通りの維持管理を続ける資力があるかが主な争点になった。判決は処分場の建設、操業に少なくとも数億円の資金不足が生じるとした上で「安定的な維持管理はできない」と指摘。さらに「有害物質が流出した場合、地下水が汚染されて住民の生命に重大な影響を及ぼすのは明らか」とした。 判決を受け、原告団の高田豊代表(56)(旭市清滝)は「ゴミに殺されるという不安にさいなまれてきた。一刻でも早く地元の住民に判決を伝えたい」と満面の笑み。原告側弁護団も「立地選定の不的確さに踏み込んだ画期的な判決。住民の声に耳を傾けており、健康被害の発生が回避された」と評価した。一方、同社側は「判決の内容をよく見て適切な対応をしたい」とコメントしている。 2007/01/15 産廃処分場建設阻止後世へ 「水源の森記念碑」除幕 山川町山桜などの植樹も【西日本】 住民運動の成果を記念して建立された「水源の森記念碑」 山川町の住民が町内に計画された産業廃棄物処分場の建設に反対し、計画を撤回させた活動の記念碑が同町河原内に完成した。14日、現地で除幕式が開かれ、松尾文雄町長ら関係者約160人が出席した。 産廃処分場の計画は1995年に浮上。住民たちは地下水の汚染などを懸念し「ふるさと山川を守る会」(昨年9月解散)を結成して粘り強く反対運動を展開した。その結果、2006年に町が1億1500万円で処分場用地を購入、自然林に戻すことになった。 碑はJAみなみ筑後柑橘(かんきつ)部会(永野正氣部会長)の山川地区組合員らが「住民が水源を守り抜いたことを後世に伝えよう」と建立したもので「水源の森記念碑」と名付けられた。 除幕式で松尾町長は「11年に及ぶ住民運動と3人の町長の尽力で解決することができた。これからも水と緑の豊かな山川を守っていきます」とあいさつ。参加者は周囲に山桜15本とクヌギ約150本を植樹した。 2006年11月17日 産廃施設 業者と経済連が計画断念 大津町 菊池郡大津町真木のJA熊本経済連「大津牧場」跡地をめぐり、産業廃棄物中間処理施設を計画していた共和化工(本社・東京)と土地所有者の経済連が、地元住民の反対を受けて計画を断念していたことが分かった。 同牧場は経済連が所有し、売却を検討している二十七ヘクタール。同社は下水汚泥や家畜排せつ物などの有機性廃棄物をたい肥化する中間処理施設建設を計画、今年七月に事業概要書を県に提出していた。 これに対し、地元住民は「水資源への影響や農作物の風評被害が心配」として計画撤回を重ねて要望。町議会が九月議会で反対要望書を可決したほか、町も反対の姿勢を明らかにしていた。 このため経済連は「協議の進展が望めず、同社への売却は困難」と判断。同社が県に事業概要書の取り下げを申し出、町は十月下旬、県から通知を受けた。 経済連は「環境への影響はなく産廃施設という認識はしていないが、住民や町の意思を無視することはできない」と説明。新たな売却先については「白紙の状態だが、多額の管理費用がかかるため早急に売却したい。引き続き検討する」としている。(森紀子) 2006/08/03(?) 県『埋め立て停止を』 富津の最終処分場水漏れ【中日新聞千葉県版】 県は二日、富津市高溝の民間の管理型最終処分場から水漏れが確認されたとして、処分場を管理する大平興産?(東京都千代田区、山上毅社長)に対し、廃棄物処理法に基づき改善を勧告した。 水漏れの防止策を講じるとともに、改善が確認されるまで廃棄物の埋め立て停止を求めている。十月二日までに改善計画書の提出を求めた。 県によると、先月の立ち入り検査の結果、処分場の下流にある観測井戸の塩化物イオン濃度が、上流の井戸よりも百倍近く高かった。このため、廃棄物内にたまった塩化物を含んだ雨水などが漏れだしていると断定した。二〇〇三年ごろから濃度の上昇がみられ、水漏れが疑われたが、同社が否定していたという。 同処分場では、下水の汚泥などの産業廃棄物や焼却灰などの一般廃棄物を受け入れ、埋め立てている。底に遮水シートを敷かず、自然の岩盤をそのまま利用した県内唯一の処分場。岩盤からしみ出したり、壁面の遮水シートが破損したりといった原因が考えられるという。 漏れた水から検出された有害物質は環境基準以下だった。 (林容史) 2006/7/16 水の安全なぜ守れぬ 筑紫野市産廃処分場汚染問題水源上流に汚水流出 県対策進まず【西日本新聞】 筑紫野市などが水源としている県営山神ダムの上流にある同市平等寺の産業廃棄物処分場で、致死量の硫化水素ガスの発生が続いている上、汚水が場外に流出していることも分かった。同処分場では、1999年6月に硫化水素中毒で3人が死亡する事故も起きている。県は管理業者「産興」(福岡市博多区)に改善を命じているが、いまだに状況は変わらず、地元住民は不安と怒りを募らせている。 (筑紫支局・永松幸治) ■住民の懸念現実に 「水質汚濁が場外にまで及んでいる。命の水がめの安全を守らなければならない」。同処分場問題を協議するため13日開かれた筑紫野、太宰府、小郡の3市の関係者の会合で、筑紫野市の平原四郎市長は沈痛な面持ちで訴えた。 山神ダムの水を3市に供給している山神水道企業団(企業長・平原市長)が、処分場から流れ出る浸出水を調査したところ、水の汚れの指標となる化学的酸素要求量(COD)で、国の基準の2倍近い数値が検出されたためだ。 住民からはダムの水への影響を懸念する声が出ていた。それが現実となり、平原市長は「(県には)何度も業者への指導強化を求めてきたが一向に改善されない」と、県に対する不信感をあらわにした。 ■県「及び腰」の姿勢 同処分場をめぐっては、死亡事故の後の2003年1月、許可容量を超えたとして、県は産興に1期処分場の廃棄物撤去を求める改善命令を出した。期限は2回延長され、昨年8月末が最終履行期限となっていたが、改善作業はほとんど進まず、すでに10カ月が経過している。 さらに、中間処理(選別)をせずに違法に廃棄物を埋め立てたとして、県は昨年6月、産興の事業許可を取り消した。死亡事故があった第2期処分場拡張部では、昨年8月、致死濃度(700ppm以上)を超える1100ppmの硫化水素が発生。今年5月にも600ppmの硫化水素が検出された。 こうした状況の中で、住民は「大量に残っている違法産廃が撤去されないままになってしまうのではないか」と心配する。住民団体は再三、早急な解決を要求してきたが、県は「業者に原因を究明するように指導している」と繰り返すのみ。「(法的な強制力を伴う)措置命令にしたらどうだ」という声には「生活環境保全に支障があるという要件を満たしているかどうかは分からない」としており、住民の目には、県の姿勢は「及び腰」に映る。 ■「臭い物にはふた」 同処分場は土中で化学変化をしない金属くずやゴムくずなど「安定5品目」だけを埋めることができる安定型処分場で、場内から頻繁に有毒ガスが発生することは本来ならばあり得ない。 ガスの発生原因は明らかになっていないが「雨水が産廃に付着した有機物と化合する可能性がある」として業者は2期処分場拡張部(約2万2000平方メートル)に約20センチの厚さで土をかぶせ、ビニールシートで覆う対策を計画している。 6月の筑紫野市議会。この計画を知った市議からは「臭い物にふたをして問題を終結させようとしているだけではないか」という声が飛び交った。しかし、この覆土計画についても、県は「問題はない」としている。 有毒ガスが繰り返し発生し、場外へも汚染を広げる処分場。県は住民が安心できる抜本的な解決策を、早急に打ち出すことが求められている。 2006/02/03 鹿屋産廃 建設差し止め/鹿地裁判決「井戸水汚染の恐れ」【南日本新聞】 鹿児島地裁に入る鹿屋産廃訴訟の原告住民ら=3日午後0時40分、鹿児島市山下町 鹿屋市下高隈町の産業廃棄物管理型最終処分場に反対する住民が、建設業者インクス(同市、吉ケ別府一徳社長)を相手に、建設差し止めを求めた訴訟の判決が3日、鹿児島地裁で言い渡され、小田幸生裁判長は業者に対し、建設工事の禁止を命じた。業者側は控訴する方針。 判決理由で、小田裁判長は「施設の維持管理体制には疑問があり、施設から有害物質が漏れないとは言い切れない」と指摘、「原告らが利用する井戸水に混入する恐れがある」と述べた。 業者や計画を審査し、設置許可を出した鹿児島県の環境行政に影響を与えるのは必至だ。 処分場は、インクスが同市下高隈町で運営していた安定型処分場を造り替える形で計画。1998年7月に許可を受け、99年1月に着工した。 住民側は同年7月、「地下水が汚染される」として、同地裁に工事差し止めを求め仮処分申請。地裁は2000年3月、処分場の安全性に疑問があるとして、建設工事禁止を命じる決定を下した。 本訴で住民側は地下水汚染の恐れをあらためて主張。「管理型に造り替える際、安定型の産廃を鹿屋市(旧輝北町)の農地に不法投棄した」と指摘し、「業者は信用できない」と訴えた。 一方、業者側は「処分場周辺の地下水は住民の居住地方向には流れておらず、万一汚水が浸出しても健康被害はない」とし、不法投棄の指摘については、「分別した土砂だけ捨てた」と反論していた。 ■管理型処分場 燃え殻、汚泥、木くずなど有害物質を除く廃棄物を埋め立てる最終処分場。汚染防止のため、埋め立て地の側面や底面をビニールシートなどで覆う遮水工、浸出水を集める集水設備、集めた浸出水の処理施設を備える。鹿児島県内には1カ所もなく、県は公共関与による処分場建設を目指している。他に安定型(ガラスなど安定5品目)、遮断型(基準超の有害物質)がある。 戻る
https://w.atwiki.jp/platinumbeads/pages/18.html
夢の中の魚 (2000年12月 集英社 / 2005年10月 双葉文庫) ※残念ながら現在は絶版となっています 登場人物 宇宙人のピアスを拾った少年 茨城県鹿島の海岸で「菱形の金属片」を拾った高校生。 宇宙パワー愛好会の発表で「宇宙人のピアス」を展示し、洪の目にとまる テンコのことが好き 木村篤子(キムラアツコ) 「キムラ製パン」に嫁いだ女性、叔父が韓国日報に勤務していた 両親は戦前から日本で暮らしている韓国系。在日2世ということで基地の取引を断られる 木村サチエ(キムラサチエ) 埼玉県にある30年以上営業している小さなパン屋「キムラ製パン」を経営する老女 急にこの店のパンがまずいという苦情が増え、韓国日報に手紙を出し、洪の目にとまる 久保弘志(クボヒロシ) ナミエのヒモ ナミエに300万もらってドナーになることを了承した 呉道比佐志(クレミチヒサシ) 呉道永治の養子(遠い縁戚)韓国人。両親は帰順者で犯罪者。韓国に来てまもなく亡くなった 女からの情報収集が得意。数年前まではホストクラブの売れっ子だった。洪からの仕事で三宅里沙子に近づく (「碧き鮫」では洪と3年以上音信不通) スガサキ 都内に本社がある大手食品メーカーのパン部門の支店、スガサキ・パンの社長 父親は町議 セルゲイ ロシア人のコック。三上の紹介で洪に秘伝のビーフストロガノフを教えた 寺崎義郎(テラサキヨシロウ) 水産庁の事務次官補 リョウにしつこくつきまとい、風俗店で修羅場を演じる テンコ 気が短い、言葉使いは乱暴。でも本当は優しく、涙もろい 少年から「宇宙人のピアス」のかわりに「ティファニーのハート型のピアス」をもらう 戸田吉男(トダヨシオ) 怪獣映画好きなオタク。部屋は怪獣グッズで足の踏み場もない 『GAILA』グッズのために撮影所に泥棒に入る 名取 裕一郎(ナトリユウイチロウ) 政界への進出が噂されている評論家。旧家出身の坊ちゃん 都知事選に出る予定。三宅里沙子と再婚予定を隠している ナミエ 韓国からの出稼ぎ女。日本語はうまいが訛りがある。 ドウソンという男性のために日本へドナーを捜しに来ていた 本名 安順英(アンスンヨン) パクの義姉 パクの一番上の兄の妻 呉道と短い期間、夫婦同然に暮らしていて、勤めている印刷所から防衛庁の名簿を持ち帰っていた 高校生のパクが放火し家を出ることになった原因 マネージャー パクの店のマネージャー。ホストあがりのような優男だが、堅気にも容赦しない 通ったあとはぺんぺん草も生えないと噂されている 三上 怜子ミカミレイコ 野党の政党新聞記者。洪とたまに情報をやりとりし、肉体も交わす 情報がなければ、死んでも男とベッドを共にしないような女 三宅 里沙子ミヤケリサコ 元セクシータレント(芸名 三宅りりこ) 父親は厚生省OBで戦没遺族会と関係がある団体に天下っている 現在、名取裕一郎と約中だが比佐志に夢中 保永末吉(ヤスナガスエキチ) パクが家出して一番最初に世話になった「大和プロレス」の社長兼看板レスラー。現役 在日2世。父親の遺骨を探してほしいと洪に依頼する リョウ パクの仕事先のファッションヘルスで働いている。ヘルス勤めとは思えない普通の娘 公務員でしつこい客(寺崎)がいてパクに相談する
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/2779.html
【作品名】魔法使いの弟子たち 【ジャンル】小説 【先鋒】興津繁 【次鋒】仲屋京介 【中堅】ボスザル 【副将】木幡耕三 【大将】落合めぐみ 【共通設定】竜脳炎:罹患すると99%以上の確率で死ぬが、生き残ると生体防御システムと何らかの超能力が身に付くウィルス、生物なら猿にも感染する 生体防御システム:竜脳炎にかかって生き残るとデフォで習得する超能力、常時発動 ありとあらゆる病原体やウィルスが体の中に入っても、その病原体やウィルスは瞬時に死滅する 風邪なんか引かないし、腐った物を食っても平気 蚊が刺そうとしてきても、口吻をつきたてようとした瞬間にその蚊が破裂する ボールペンを顔に投げられたら、空中で軌道を変えて、投げた人間の顔に刺さった 警棒で殴られようとしたら警棒が砕ける、ついでに警棒で殴りかかってきた人間の手足全部の骨が全部粉砕する 複数の人間が手で押さえ付けようとしてきても、全員の手足の骨が砕ける 銃で撃たれたら、銃弾がUターンして撃った人間の頭に直撃する 積まれていた鉄パイプの山が偶然に頭の上に崩れてきても、その全部の鉄パイプが粉砕する 乗用車に轢かれそうになっても、その乗用車が木端微塵になる ヘリコプターからの機銃掃射をされても、弾丸が跳ね返って射手にあたり、ヘリコプターもついでに粉砕する 【名前】興津繁 【属性】竜脳炎感染生存者、人間男性、元老人 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】成人男性並み 【防御力】成人男性並み 【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】生体防御システム:共通設定参照 若返り:元はボケ気味の老人だったが、30代ぐらいの状態になり頭もシャッキリして元気になった 【名前】仲屋京介 【属性】竜脳炎感染生存者、人間男性、新聞記者 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】成人男性並み 【防御力】成人男性並み 【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】生体防御システム:共通設定参照 未来視・過去視:最強スレじゃ役に立つもんじゃないので省略 【名前】ボスザル 【属性】竜脳炎感染生存者、猿のオス 【大きさ】小学生並みの体躯のニホンザル 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応のニホンザル 【特殊能力】生体防御システム:共通設定参照 【名前】木幡耕三 【属性】竜脳炎感染生存者、人間男性、科学者 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】成人男性並み 念動力:大将の物と同じ 【防御力】成人男性並み 【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】生体防御システム:共通設定参照 【名前】落合めぐみ 【属性】竜脳炎感染生存者、人間女性、一般人 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】成人女性並み 念動力:物質を分子レベルで再構成して、鉛筆や金属の棒をチョウチョ結びにできる 射程数百m、思考発動 自分や他人を同時に、自動車を時速100km以上で空中に飛行させたりできる コンクリートの壁に直径50cmの穴を開ける、水槽の水をそのままの形で魚が入っている状態のまま宙に浮かばせられる 山の山頂を、短い所で10m、長い所で20m、高さは5mほどの形で山頂を切り取って宙に浮かばせられる 【防御力】成人女性並み 【素早さ】成人女性並み 【特殊能力】生体防御システム:共通設定参照 参戦 vol.114 602-603
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/504.html
天狗との戦闘をから少し経ち……。 ディアボロはマミゾウの提案に乗り、マミゾウも一緒にリラックスした状態で天狗を待っていた。 見張りがいなくなったせいで静かになっている今は、川辺に近寄りさえしなければ河童からも襲撃されないだろう。 「天狗がカメラを持ってくるまでどのくらいかかるのかい?」 「あまり時間はかからないとは思うが……」 そんな会話をしながら二人は天狗を待つ。 兎に角先ほどの天狗がカメラをもってこなければ、やるべきことが始まらないのだ。 だが、誰にも気づかれにくい今がチャンス。念写の準備をするためにイエローテンパランスによる変装を解除し、3枚のDISCをケースから取り出す。 その3枚をホルス神、ウェザーリポート、スタープラチナと入れ替える。 新しく装備されたDISCの内一枚は、お馴染のジャンピン・ジャック・フラッシュ。 念写の最中に奇襲を受けても、空中を飛べるようにすることで回避できる範囲を広くするつもりだ。 そして彼はすぐに再びイエローテンパランスを全身に纏い、再び変装し、天狗が戻ってくるのを待ちつづける。 それからまた少したって……。 「おや、戻って来たようじゃ」 マミゾウがそう言ったので山の方角を見ると、一体の天狗がこちらに向かって来る。 「……」 ディアボロは無言で向かってくる天狗の姿を見て、その天狗が『命令を書き込んだ天狗と同一の存在』であることを確認する。 天狗は無言でディアボロの側に着地すると、手に持っていたカメラを差し出す。 そのカメラをディアボロは受け取る……と同時にもう一度ヘブンズ・ドアーの能力を発動する。 そしてもう一文、命令を書き込む。 『今から一時間、ディアボロとマミゾウとカメラの存在を認知できなくなる』 この命令を書かれ、ヘブンズ・ドアーの能力を解除された天狗は、まるで何もなかったかのようにその場を去って行った。 ディアボロはそれを見届けた後、早速カメラを確認する、 「(……ポラロイドカメラで、フィルムはちゃんとあるな)」 確認を終えると、彼の両手からイエローテンパランスを離れさせ、スタンドを出す。 彼の両手に出されたのは、紫色の茨。 このスタンドの名前は『ハーミット・パープル』。そしてこのスタンドの本来の持ち主、その者の名は、『ジョセフ・ジョースター』。 青年期は波紋を使う戦士であり、吸血鬼をも餌とする生物である『柱の男』達と戦い勝利を収め、最終的には多くの幸運と偶然を伴いながらも究極の生物と化した柱の男の一人である『カーズ』を地球より放逐することに成功し、運よく生還する。 晩年は不動産王になっており、娘であるホリィ・ジョースターの命を救うべく、一族の宿命の根源である『ディオ・ブランドー』を殺すために承太郎達と共にエジプトへと向かう。 『ディオ・ブランド―』と対の存在である、一族の宿命の始まりの存在である『ジョナサン・ジョースター』の孫であり、ジョースター一族の中で確認できる限り最も長生きした人物でもある。 そしてその機転の利きは、例え彼が年をとっても衰えることはない。 ジョセフの使うスタンドである『ハーミット・パープル』は戦闘向きのスタンドではない。 だが、念写や念聴等の探知能力に優れているのが特徴だ。 カメラを用いた念写は勿論のこと、テレビを使って音声を繋ぐことで念聴を行ったり、地面にぶちまかれた灰を操って地図を作ることができる。 力は強くないが、探索に優れたこのスタンドは、ある意味で頭がよく回るジョセフ・ジョースターらしいスタンドである。 そのハーミット・パープルがカメラに巻きつくと、ディアボロは素手でぶち壊してもおかしくない勢いでカメラを叩いた。 周囲に響く物音にマミゾウは少し驚き 「……そうせぬと駄目なのかい?」 軽く引きながらディアボロに質問をした。 「これが一番やり易いからな」 ディアボロは現像された写真を手に取ってそう答えながら先ほど装備したもう一つのスタンドを出す。 スタープラチナやザ・ワールドと同様に人の形をしており、ところどころがハート型をしている。 このスタンドの名前は『クレイジー・ダイヤモンド』。本来の持ち主の名前は『東方仗助』。 杜王町という町に住んでいる高校生で、彼の最大の特徴は所謂『リーゼント』。 しかし、これは彼が不良だからではなく、幼い頃に助けられた人物の髪型がリーゼントであったため、その人物に憧れてその髪型にしているのだ。 故に、彼の髪型を馬鹿にすると、『憧れの人を馬鹿にした』と認識して激怒する。 そのせいで酷い目にあった者は少なくないが、決して彼は『悪人ではない』。少々特殊な血縁だが、彼もまたジョースター家の血筋を引く者なのである。 彼のスタンド、クレイジー・ダイヤモンドは承太郎から『この世のどんなことよりも優しいスタンド』と評価されており、その理由はこのスタンドの能力にある。 近接パワー型であると同時に、そのスタンド能力により、物質、スタンド、生物の怪我などを『なおす』ことができるのだ。 但し、このスタンドでも『無』からなおすことは流石にできない。故に、ザ・ハンドやクリームといった、『削ってこの世から消滅させる』スタンドとは相性が悪い。 そして、これの応用で二つの物質を強引に融合することができる。 東方仗助はこの方法を使って『本と人間の融合』と、『岩と人間の融合』を行っている。 もっとも、融合された者は片や仗助の母や仲間を人質にとり、片や死刑執行をスタンドで乗り越えて脱走し、仗助の祖父を殺した殺人鬼と、犯した罪による『自業自得』と言えるのだが。 ディアボロに勢いよく叩かれた衝撃によるダメージをクレイジー・ダイヤモンドでなおす。 そうしながら、ポラロイドカメラより排出された写真を手に取る。 そして、クレイジー・ダイヤモンドによってカメラが『直された』のを確認すると、もう一度ハーミット・パープルを使って先ほどと同じやり方で念写を行う。 クレイジー・ダイヤモンドによって直されたポラロイドカメラは、再び現像された写真を排出する。 そして再びクレイジー・ダイヤモンドの能力でポラロイドカメラはなおされる。 それをもう一度繰り返し、ポラロイドカメラがなおされたところで、ディアボロとマミゾウは早速3枚の写真を確認する。 1枚目はある人物の全身を正面から写した写真。ヘッドホンのようなものを耳につけ、手には笏(しゃく)を持ち、帯剣している姿が写っている。 「『聖人』の姿を念写してみたが、マミゾウ、どう思う?」 「笏を持っておるから、古代の中国と交流があった時代以降の者だろうがのう……」 笏は6世紀に中国から伝来したと伝えられている。 日本では初めは朝廷の公事を行うときに、備忘のため式次第を笏紙という紙に書いて笏の裏に貼って用いていた。 現代で言うなら、カンニングペーパーを隠すためのものと表現するのが近いかもしれない。 後に重要な儀式や神事に際し、持つ人の威儀を正すために持つようになった。 笏を持っていることから、『聖人』は6世紀以降の人物であることが証明された。 だが、その容姿を知ることはできても神霊廟の位置に関する情報はまだ得られていない。 そこで二人は、二枚目の写真を見てみる。 「神霊廟を正面から念写した」 「中々立派じゃのう」 2枚目の写真は神霊廟を正面から写したもの。 思ったよりも大きい建物に、マミゾウは正直な感想を漏らす。 ……だが、此処でディアボロに一つの疑問が浮かぶ。 「(確か、聖人が復活してから数日しかたっていないはずだが、どうやって『数日の間にこれだけ大きな建物を建てた』?それとも元からその場所にあったのか?)」 普通、建物を建てるのには数か月はかかる。 だが、写真に写っている神霊廟は、木造建築の山小屋などとは比べ物にならない大きさだった。 多くの人を24時間休みなしで動員しても、可能な限り手を抜いた欠陥住宅だとしても、たった数日でこれだけの大きさの建物ができるはずがない。 「(……どうなっている?)」 ディアボロは疑問を抱きつつも、3枚目の写真を見始める。 「神霊廟を中心に上空から周りの地形がわかる様に写してみたが……これは一体どうなっているんだ?」 さながら衛星写真のように撮影された3枚目の写真。 ……しかし、そこには神霊廟と幻想郷を繋げる道が『なかった』。 「どうやら、神霊廟は別の空間に存在ようじゃ」 まるでそこだけ切り離されたかのような空間。それが神霊廟の存在する場所だったのだ。 「(これは予想外の展開だな)」 紫や白蓮の記憶を見て、『魔界』という、この世界とは違う世界の存在と、そこへの入口が存在していることは知っていた。 だが、この聖人も居住可能な異空間に移動ができるとは、ディアボロは微塵も思っていなかった。 そのため、「幻想郷のどこかにあるのだろう」と思っていた彼の予想を裏切る結果となった。 「流石に別の空間にあるとは予想外だな……」 「それだけ、『聖人』はかなりの実力の持ち主ということじゃろう」 「だが、別の空間にあるということはどこかにこちらと向こうを繋げる道があるということだ。だから4枚目でその道への『入口』を見つけ出す」 ディアボロはそう言うと、クレイジー・ダイヤモンドを出して……カメラをなおすのではなく、背後を振り向いた。 「興味があるのか?新聞記者」 「ええ、まだ知られていないネタならば特に」 振り向いた先には、射命丸がいた。 「それに、そのカメラは私の物ですから」 どうやら警備の天狗が持ってきたものは、射命丸のカメラだったらしい。 何故警備の天狗が射命丸のカメラを盗んできたのかというと……恐らく、『ポラロイドカメラを優先とし、』という一文のせいだろう。 新聞大会でもランキング外である彼女ならば、物一つ盗まれたところであまり騒ぎにならないと警備の天狗に思われたのかも知れない。 もしもその通りなら、そう思われた彼女がちょっと不憫である。 「まあ、写真に気を取られていても視線を感じ取れるほどこっちを見ていたからな……」 「分かっているなら、早く私のカメラを返してほしいわ」 射命丸は怒っていた。 新聞記者にとっては大事なカメラを盗まれて、犯人を捜していたら他の天狗が実行犯で、命令は二人の人物。 犯人を目前にして、すぐに攻撃を仕掛けたいところをどうにか抑えているのかもしれない。 「駄目だ。後2回は同じことをやらせろ」 「それってあと2回も私のカメラを本気で叩くんですよね」 射命丸の怒りのボルテージが上がったが、ディアボロもマミゾウもまったく気にしていない。 「ああ、そうしたほうが確実に決まるからな。安心しろ。傷なんてなかったことにして返すから」 ディアボロはそう言ってもう一度ハーミット・パープルを発動して、勢いよくカメラを叩く。 4枚目の写真が排出され、ディアボロはそれを手に取って確かめる。 マミゾウと、ついでに射命丸も近寄って一緒に見てみる。 「……これはなんじゃ?」 「『入口』に該当する場所を写してみようとしたが……本当にこれが入口か?」 「…………」 写真に写っているものについて3人とも考えるが、それ以上に重要なのは……。 「……あと一枚。写し出すのはあの入口と思われるものが『どのあたりにあるか』だ」 ディアボロはそう言いながらクレイジー・ダイヤモンドでカメラをなおす。 そして、先ほどよりもハーミット・パープルに精神を集中させる。 大一番、ここでしくじるわけにはいかない。 精神を集中させたまま、全力でスタンドパワーをカメラに叩き込まれるッ! カメラは叩かれた衝撃による音を発し、写真を排出する。 排出された写真には、その『入口』がどこにあるのか……それを示す場所が写されていた。 「これが……神霊廟へと続く入口のある場所か」 とは言っても、幻想郷に来てから間もないマミゾウには分からない。 ディアボロも幻想郷に来てから色々な場所へと行ってきたが、それらはあくまで紫の記憶にあった所謂『有名な場所』。 残念だが、無名の場所に関してはちっとも詳しくないのである。 となると、この3人の中で最も入口のある場所に心当たりがあるのは……。 「新聞記者。この写真に写っている場所に何か心当たりは?」 そう言ってディアボロが写真をよく見えるようにして見せると、射命丸はその写真を凝視し、少し考え始めた。 「…………」 射命丸には風の声が聴けるらしい。ついでに風の噂を掴むことも得意だそうだ。 それを知っているディアボロは静かにしており、マミゾウも特に話すことはないので静かにしていた。 ……ひょっとすると、カメラが盗み出されたことに感づいた原因は、風から教えられたかも知れない。 「成程、そういうことですか……」 射命丸はそう言うと、二人が視界の中心に入る様に視線を向けて 「教えてあげてもいいですが、一つ条件があります」 「なんだ?カメラなら今返すぞ」 ディアボロはそう言いながら、クレイジー・ダイヤモンドでカメラをなおす。 そしてカメラを射命丸に差し出すと、彼女はそのカメラを分捕ってカメラを確かめる。 ディアボロが何回も勢いよく叩いたのは紛れもない事実なのだが、叩くたびに1回1回クレイジー・ダイヤモンドでなおしたために傷や損壊は存在しない。 ……寧ろなおされたことで盗まれる前よりもよくなっているかもしれないが、この3人は全員『カメラの内部を見てはいない』ので、そこに関してはわからない。 「カメラを盗ませて勝手に使ったの許してあげますが、私のフィルムを勝手に使った弁償として、取材を手伝ってもらいます」 厳しい表情のまま、射命丸は二人にその条件を提示した。 彼女が提示した条件が緩いのは、恐らくディアボロの念写のおかげで、新たな取材先の場所を知ったからだ。 加えて、そこの情報はまだ他の天狗には手を付けられていない。だとすれば、スクープの数は計り知れない。 他の天狗がそこに手を付ける前に、得られる情報は根こそぎいただくつもりだろう。 ……もしもカメラを使う理由が違ったら、彼女は攻撃してきたかもしれない。 「成程、勝手にカメラのフィルムを使ったのだからそれ相応の対価を労働で払ってもらおうというわけか」 ディアボロはそう言っているが、彼はその言動の裏にある予感を感じていた。 「(……こいつ、いざとなったら俺たちを捨て駒にでもするつもりか?)」 真偽は不明。だがやりかねない。 だがこちらも、彼女と共に行動することで情報を集めやすくなるし、いざとなったら彼女を囮にすることができる。 それに加えて、後でそれを責めに来てもヘブンズ・ドアーやホワイトスネイクを使ってその記憶を消去できる。 ディアボロとマミゾウにとっても、この提案を拒否する理由はない。 「……分かった。お前もそれでいいか?」 ディアボロはそう言ってマミゾウの方を見ると、彼女は面白そうだといいたそうな表情をしていた。 「うむ。儂もそれで構わんぞい」 「決定ね。それでは早速行きましょう」 「準備はしなくてもいいのか?」 マミゾウが了承したのを聞き、早速現場に向かおうとする射命丸にディアボロが質問をする。 取材を行うというのなら、受けた者の発言内容を記録するメモぐらいは追加で必要である。 「カメラは貴方達が持っていたし、新聞記者として手帳は常備しています」 文がそう言って懐から取り出して見せたのは、文花帖という名の手帳。 彼女にとってカメラと同じぐらい大事な物であり、この手帳には彼女が撮った写真や、情報を記したメモが保管されている。 「それじゃあ、今度こそ行きましょう」 射命丸はそう言って飛び立つ。 そのスピードは、後ろに二人を連れていくためか、彼女にしては珍しく遅いほうである。 マミゾウも飛び立ってその後についていき、先にジャンピン・ジャック・フラッシュを装備していたことが幸いして、ディアボロも遅れることく二人の後に続いて飛び立つ。 こうして、偶然にも新たに射命丸を加えることになったディアボロとマミゾウは、神霊廟目指して飛んでいく。 情報収集に正当性を持たせられるようになったのはよいが、はたして射命丸が加わったことで事態はどうかき乱されることになりうるのか……。 それは3人の内誰にも分からないのであった。
https://w.atwiki.jp/chaina_battle/pages/223.html
大正政変(たいしょうせいへん)は、1913年(大正2年)2月、前年末から起こった憲政擁護運動(第1次)によって第3次桂内閣が倒れたことを指す。広義には、第2次西園寺内閣の倒壊から、第3次桂内閣を経て第1次山本内閣の時代までとされる ref name=okubo 大久保(1964)。 狭義の大正政変 概略 明治末以来、藩閥勢力の代表で陸軍に近い桂太郎(長州藩出身)と立憲政友会の西園寺公望(公家出身)が「情意投合」1911年(明治44年)1月26日の桂・西園寺会談の結果、1月29日に発表した合意のこと。第2次桂内閣が立憲政友会の支援を必要としていることから、桂は次期首班に政友会を推し、自分は再び政権につかないという確約を政友会の原敬とのあいだに結んだ。これにより、政府と政友会の提携が成立した。のもと、交互に政権を担う慣例が続いていた(桂園時代と呼ばれる)。 明治天皇崩御(死去)直後の1912年12月、第2次西園寺内閣は日露戦争後の財政難日露戦争の戦費は日清戦争の8倍、開戦前年の国家財政の約7倍に達した。その8割は公債であり、戦後、償還の負担等が財政を圧迫した。から緊縮財政の方針をとり、陸軍の二個師団増設要求を拒んだ。それに対し、陸軍大臣上原勇作は帷幄上奏権を利用して、単独で即位直後の大正天皇に直接辞表を提出した。陸軍は後任を送らなかったため、西園寺内閣は総辞職に追いこまれる事態となった。これにさきだつ1900年(明治33年)に山縣有朋は軍部大臣現役武官制を成立させていた。 元老会議は後継首相に桂太郎を指名したが、桂は半年前に内大臣兼侍従長になったばかりであり、この点に関して「宮中・府中の別」1885年(明治17年)に創設された内閣制度では、宮内省を内閣の外に設け、宮中と府中(行政府)との別を明らかにし、さらに天皇を補佐する内大臣をおいていた。を乱すものとして非難の声があがった。また、財政に関心の深い財界からも軍閥の横暴に批判の声が高まり、さらに陸軍(山県閥)による非立憲的な倒閣の策動や藩閥政治家の再出馬に憤る声が広汎に広がって、憲政擁護運動(護憲運動)がはじまった。12月13日、東京の新聞記者・弁護士らが憲政振作会を組織して二個師団増設反対を決議し、翌14日には交詢社1880年(明治13年)に福澤諭吉が提唱して結成された日本最初の実業家社交クラブ。有志が発起人となって時局懇談会をひらいて、会の名を憲政擁護会とした。19日の歌舞伎座での憲政擁護第1回大会では、政友会、国民党の代議士や新聞記者のほか実業家や学生も参加し、約3,000の聴衆を集めて「閥族打破、憲政擁護」を決議している。12月21日、西園寺内閣が正式に総辞職して第3次桂太郎内閣が発足した。27日には、野党の国会議員や新聞記者、学者らが集まって護憲運動の地方への拡大を決めた。 left|thumb|180px|63年間[[衆議院議員を務めた「憲政の神様」、尾崎行雄]] 翌年1月、「憲政擁護」を叫ぶ大会が各地でひらかれ、日露戦争後の重税に苦しむ商工業者や都市民衆が多数これに参加した。21日、議会の開会予定をさらに15日間停会した桂内閣の処置により、かえって運動は加熱し、24日の東京での憲政擁護第2回大会はじめ、運動は全国的なひろがりをみせて一大国民運動となっていった。こうした動きに対し、桂首相は明治天皇の諒闇中(服喪期間)であるから政争を中止するように諭した大正天皇の詔勅(優詔)を受けてこれを乱発し、政府批判を封じた(優詔政策)イギリスのジョージ5世が即位したころ(1910年)、即位直後を理由に自由党と保守党との政争の中止を命じて、これを実現させたことにならうもので、イギリスから帰国した直後の加藤高明が提案した。。 この間、立憲政友会と立憲国民党の提携が成立し、とくに立憲政友会党員の尾崎行雄や立憲国民党党首の犬養毅が中心となって活躍した。2月5日、再会された議会で政友会や国民党などの野党は内閣不信任決議案を議会に提出し、ただちに停会となった。このときの「彼らは常に口を開けば、直ちに忠愛を唱へ、恰も忠君愛国の一手専売の如く唱へておりますが—(中略)—玉座を以て胸壁となし、詔勅を以て弾丸に代へて政敵を倒さんとするものではないか」のフレーズで知られる尾崎行雄の桂首相弾劾演説は有名である。 2月9日の憲政擁護第3大会は2万の集会となり、さらに、翌10日には数万人の民衆が議会を包囲して野党を激励、民衆示威のなかで桂は帝国議会の開会をむかえたこのとき川上親晴警視総監は、騎馬憲兵25騎を民衆の中に投じた。。桂は議会解散を決意したが、解散は内乱誘発を招くとの大岡育造衆議院議長からの忠告大岡は桂に対し「議長としてでなく長州人として申し上げる」と述べたと伝わる。により内閣総辞職を決意して、閣僚に辞表を書くよう指示し、再び停会を命じた。議会停会に憤激した民衆は警察署や交番、御用新聞の国民新聞社などを襲撃した。つづいて同様の騒擾は大阪・神戸・広島・京都などの各市へも飛び火した。 2月20日、桂内閣は発足よりわずか53日で総辞職、「五十日内閣」と呼ばれた。後継の首相には海軍大将で薩摩閥の山本権兵衛が就いた。 桂園時代の終焉 大正政変は、山縣・桂率いる陸軍・長州閥が第2次西園寺内閣を倒閣し、これに反対する民衆運動が政党組織や優詔政策といった小手先の政策で交わそうとする「閥族内閣」を打倒したというイメージが強い。しかし、大正政変を経て誕生した「桂新党」(立憲同志会→憲政会)は立憲政友会とともに政党政治をリードすることになる立憲民政党の前身であり、桂と政党を敵視し続けた山縣とをひとくくりにして大正政変を論じることはできない。 2度の内閣を組織し、明治天皇から強い信頼を得ていた桂太郎は、「桂新党」の設立と山県系官僚閥を改革する新政策を模索していた。これは、自ら結成した新党を政権基盤とする政権を樹立し、政友会への依存からの脱却と山縣からの自立を企図するものであった。それを察知した山縣は、明治天皇崩御(死去)直後の1912年8月に桂を内大臣兼侍従長に押し込めて政治的引退を図る。一方の西園寺も、政友会の党務を事実上取り仕切り、地方利益の追求をすすめる原敬との確執を強めていたこのころの『原敬日記』には西園寺への批判が多く記されている。。 そもそも増師問題は、当初は陸軍・政友会間での妥協が図られていたが、これを政権復帰の好機と見た桂・「桂園時代」により政権から遠ざかっていた薩摩閥両者の思惑が上原を強硬な態度へ導いたことで大きな問題となったのである。事態の急変に対して山縣は、内閣と陸軍を調停する優詔を起案したが桂により握りつぶされる。体調不良と原との確執により既に政権続行への意欲を失っていた西園寺と桂との会見で山縣の真意が倒閣にあると曲解した原は内閣総辞職を決断、「山縣の手による倒閣」が成功する。 後継首相の選定は、薩摩閥の推す松方正義が高齢を理由に辞退、同じく薩摩閥の山本権兵衛、山県閥の平田東助が政権運営の困難を理由に辞退したことで混迷し、大命は桂に降ることとなった。桂は斎藤実海相を優詔により留任させると、若槻礼次郎、後藤新平ら自前の官僚勢力、イギリス流政治を信奉する加藤高明(駐英大使)を入閣させて自前の内閣を組織している。桂の新政策とその意欲の一方で、優詔政策の失敗政治の混乱を詔勅により収拾することは明治期から行われていたが、即位後の大正天皇の権威は明治天皇とは比較にならず、民衆からは桂の陰謀と強く認識されることとなった。など護憲運動への対応の迷走、政友会との決定的な対立、貴族院工作の失敗、山縣・寺内ら陸軍内部からの不信政党結成に動いたことはもちろん、桂が軍部大臣文官制を企図していたことも陸軍の不信を強めた。が桂を追いつめていくことになる。 大正政変は藩閥勢力に大打撃を与えるとともに、政権担当能力を有する第二党の成長も出遅らせることとなった。 また、西園寺は「違勅」(政争を辞めるようにとの天皇の「優詔」に違反した罪)を盾に政友会総裁の辞任を表明する。桂が出させたものであるとはいえ、「公家は天皇の藩屏でなければならない」と信じる西園寺にとって、自分が率いる政友会が天皇の詔勅を無視したことは許されないという論理である。政友会の幹部達はこの「違勅」の論理に困惑したが、西園寺の決意は揺らぐことが無かった。西園寺が後継に指名した松田正久の死去により、後継総裁に原敬が就任して立憲政友会は新たな段階へと進むことになる。 歴史的意義 日比谷焼打事件でも示された民衆運動の力がついに政権を覆した。民衆の直接行動が内閣を倒した最初の事例であり、大日本帝国憲法下では唯一の事例でもある。藩閥政治の行き詰まりと民主政治の高まりを示すこととなり、これ以後、普選運動など大正デモクラシーの流れをつくっていった。松尾尊兌は、ここに始まる大正デモクラシーが一部の都市知識人による脆弱な輸入思想ではなく,戦後民主主義に直結する性質を有する、広汎な民衆運動であったことを説いている ref name=matsuo 松尾(1974)。 結果 1913年1月、護憲運動のさなか、桂は立憲政友会に対抗するため、自ら政党を結成した(桂新党)。2月に桂内閣は倒れ、その年の10月に桂も死去するが、これが立憲同志会、のちの憲政会となった。 桂退陣後に成立した第1次山本内閣は、立憲政友会を与党とし、原敬(内相)や高橋是清(蔵相)ら政友会の有力者を閣僚としてむかえた。山本は世論を怖れて、桂の二の舞を踏むことを避け、軍部大臣現役武官制を緩和して予備役・後備役でも可とし、政党勢力に譲歩するなど、国民に対して融和的な政治をとることで政局の安定化を図った。 一方、第1次山本内閣への入閣という形で利益を得る事になった立憲政友会に対して、国民はもちろんの事、立憲国民党や政友会内部からも反発が噴出して尾崎行雄は岡崎邦輔らとともに政友会を離党する(岡崎は後に復党するが、尾崎はそのまま中正会を結党した)。政友会は議会での孤立と党首不在という2つの非常事態に陥った。 広義の大正政変 冒頭に示した通り、大正政変の時期には広狭二義ある ref name=okubo/ 。 第1次山本内閣の時代を含めることにより、この時期の民衆が一方では憲政擁護運動以来の反閥族感情を保ちながらも、他方では1913年7月の中国第二革命の混乱に際しては、革命派擁護を名目とする対中出兵論に容易に乗るような大正デモクラーの一側面が視野にはいってくる。松尾尊兌はこれを「内には立憲主義、外には帝国主義」という二面性をもったものとして説明している ref name=matsuo/ 。 シーメンス事件によって第1次山本内閣が倒れたのち、民衆に人気のある大隈重信が立憲同志会、大隈伯後援会および中正会を与党として2回目の組閣をおこなったが、ここでは山東半島におけるドイツ勢力の駆逐と中国利権の確保を契機として、政友会と国民党は選挙で敗北し、陸軍二個師団増設が議会を通過し、のちに中国人のナショナリズムをおおいに刺激することになる「対華21か条要求」が国民的承認をうけるのであった。 脚注 関連項目 桂園時代 憲政擁護運動 大正デモクラシー 参考文献 松尾尊兌『大正デモクラシー』(岩波書店、1974)、岩波書店<岩波現代文庫>、2001.6、ISBN 4006000553 大久保利謙『日本全史10 近代3』東京大学出版会、1964、 B000JBHAEE 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_ 2008年7月31日 (木) 17 09。